IHI 空港内の動物検疫所にオゾン殺菌ロッカーを9台納入
2012-01-24
2011年度空港内の動物検疫所にオゾン殺菌ロッカーを9台納入-2012年1月24日- IHIは、羽田空港をはじめとする国内8カ所の空港内の動物検疫所に、入国者の衣類などを消毒するためのオゾン殺菌ロッカー9台を納入しました。 本案件は、2011年10月31日に、「オゾンガスによる消毒・殺菌が可能な装置」を選定の条件に入札が行われ、高性能のオゾン殺菌ロッカーで多数実績を持つ当社が、9台一括で受注し、各所へ納入を終えたものです。
動物検疫所において、オゾンガスによる消毒法が採用されるのは、これが初めてです。 国は、高病原性鳥インフルエンザ、口蹄疫など家畜の伝染性疾病を早期に発見するための届出制度や発生農家等への支援の充実、海外からの侵入をふせぐための水際検疫の強化などの措置を講じるために、平成23年4月4日に家畜伝染病予防法を改正しました。
それに伴い動物検疫所では、検疫担当者(家畜防疫官)が入国者に質問を行い、疾病の侵入防止のため消毒が必要と判断した場合は、対象者の衣類や携帯品を、このたび導入されたIHIのオゾン殺菌ロッカーで消毒を行います。 本装置は、当社と、当社の関係会社である株式会社IHIシバウラ(本社:長野県松本市石芝、社長:西村隆志、以下ISM)と共同で開発したもので、病院や製薬会社、大学等の研究所で使用する白衣・マスク等を、残留毒性のない環境に優しいオゾンガスで、簡単かつ安全に消毒・脱臭する装置です。当社独自開発の高効率なオゾン発生器とオゾン分解機構により短時間殺菌が可能となっています。すでに病院や製薬会社向けなどを中心に、50台以上の納入実績があります。
また、IHI、ISMは、今回納入した装置のみでなく、病院、診療所などの感染の疑いがある寝具類を法律で定められた方法で消毒する真空型の大型リネン消毒庫(布団やベッドマットを丸ごと処理可能)や研究施設向けなどの滅菌装置など、多様な用途に応じた装置を数多く取り揃えて、様々な施設に納入しています。 オゾンガスは、従来消毒に使われてきたエチレンオキサイドガス、ホルマリンガスのような残留毒性がなく、消毒後は酸素に戻るので、環境に優しい次世代の消毒法として導入が広がっています。
IHIおよびISMは、今後も、様々なニーズに対応すべく、オゾン関連機器の受注活動を展開していきます。